本の整理をしていたら「初めてのRuby」が出てきて、中途半端に読み止めていたことを思い出しました。
せっかくなので、読み進める上で気になった点を整理しておこうと思います。
1章 ようこそ、Ruby のある生活へ
メタプログラミング(P.8)
#! /usr/bin/ruby # encoding: utf-8 class Duration %w[ days hours minutes seconds ].each do |name| attr_accessor name end end d = Duration.new d.days = 3 d.hours = 5 p d.days
Module#attr_accessor について触れます。
これは外部から参照するためのアクセサを定義しています。
他の attr と一緒にまとめるとこうなります。
- attr_reader(読み取りメソッド)
- attr_writer(書き込みメソッド)
- attr_accessor(読み取り&書き込みメソッド)
コールバック(P.24)
#! /usr/bin/ruby # encoding: utf-8 require 'tk' TkLabel.new { text "Hello, World" bg "red" pack } TkButton.new { text "Close" command{ exit } pack } Tk.mainloop
tk について触れます。
GUI プログラムを書くための標準ライブラリで、使い方は「るびま」や「逆引きRuby」を参考にすれば分かりやすそうです。
参考URL:http://jp.rubyist.net/magazine/?0003-RubyTkMovement
http://pub.cozmixng.org/~the-rwiki/rw-cgi.rb?cmd=view;name=%B5%D5%B0%FA%A4%ADRuby%2FTk
4章 文字列
バックスラッシュ記法(P.58)
よく使いそうな記法を抽出しました。
\0:ヌル
\t:タブ
\n:改行
バッククォート文字列(P.62)
文字列をバッククオートで括ると、シェルコマンドを実行できます。
p `pwd`
ヒアドキュメント(P.63)
「<<が含まれる行の次の行」から「区切り語だけが行頭から書いてある行」までを文字列リテラル扱いにしてくれます。
#! /usr/bin/ruby # encoding: utf-8 str = <<SQL SELECT book_id FROM book WHERE book_id < 100 SQL p str
区切り文字は何でも良いみたいです。
また、<< の後に - を付けることにより、タブや空白を無視してくれるようになります。
#! /usr/bin/ruby # encoding: utf-8 str = "SELECT book_id FROM book WHERE book_id < 100" p str
ダブルクォートでも似た書き方ができます。
正規表現(P.66)
後日、十分に勉強してからブログにまとめたいと思います。
使えはしますが、曖昧な部分も多いので整理したいんですよね。
6章 変数と式
まとめ
これは良本でした。
前回、途中までしか読んでなかったんですよね。もっと早めに読み切りたかった一冊です。