ARゲームをVRゲームへ移植して販売開始しました
DLsite/FANZAのPCフロアで以下のVRゲームを販売開始しました。
※R18&VRChatアバターを組み込んだ作品なので、不快に思われる方はリンク先を開かないでください

移植元のARゲーム
ちょうど1年前にDLsiteで販売開始しました。1年間での販売本数は4135本!
AR版は現実空間へキャラクタを投影し、イチャイチャしたり、現実世界をお散歩できるR18ゲームとなっています。
ゲームは以下から確認頂くか、1年前に書いた以下記事を確認ください。
hyoromo.hatenablog.com
どのように置き換えたか
AR要素をどのようにVRに変えていったかは以下動画にまとめています。
「バーチャル彼女VR コットン」発売まで、あと2日!
— useros🔞𝘼𝙍ゲーム販売中 (@useros_info) 2025年7月31日
【販売中のARゲームとの違いを紹介】
・ARは現実世界、VRは仮想世界でプレイ(※MR機能は現実世界でプレイ可能)
・AR専用「おさんぽ」機能、VR専用「耳かき」イベントあり
・その他、UI/UXが異なります pic.twitter.com/jmQOhuE7LA
現実空間を仮想空間に置き換えました。
なので、仮想マップを作成し、その上でAR版と同じ操作をすることで遊べるようにしています。
更にVR版はMR対応しており、MRでの見え方はAR版とだいたい同じとなっています。
VR版は非VRにも対応しており、非VRでのUI/UXはAR版とほぼ同じです。
違いがあるとしたら、AR版はAndroid向けなので縦/横向きを両方サポートしていますが、VR版はWindows PC向けなので横向き固定となっている点くらい。
VR版対応
UI

Unity6から追加されたVRテンプレートをベースに、VR用に新たに用意しました。
Canvasの下にバーがあり、Canvasを持って移動出来るスタイルです。
ボタンは手を向けてのレーザー操作に加え、ボタンは直接人差し指でも押せるようになっています。
UX
AR版はカメラだけですが、VR版はカメラ(HMD)+両手で操作できます。
そのため、両手操作を配慮した体験を新たに実装しています。
一番大きく異なり、個人的によく出来たのは「あっち向いてホイ」です。
AR版では端末の回転方向を元に方向を示していましたが、VR版では実際の手の回転方向を元に遊べるようになっています。
VR・MRゲーム《バーチャル彼女VR コットン》
— useros🔞𝘼𝙍ゲーム販売中 (@useros_info) 2025年7月11日
📅 8/2 販売開始予定!
現実空間に彼女が現れて、リアルな手の動きで【あっち向いてホイ】が楽しめます!
じゃんけんは選択式、指差しと振り向きは実際の動作で遊べちゃいます🎮#スーパーゲ制デー #VRゲーム pic.twitter.com/QU49OOrca7
VRならではなサポート
酔い対策として、トンネリング機能を実装しています。
3月の活動報告をci-enにまとめておきました
— useros🔞𝘼𝙍ゲーム販売中 (@useros_info) 2025年3月28日
概要は以下の通りです
・VRのチュートリアル作成
・手のひらを見つめて表示するクイックメニュー作成。メニュー上から移動/回転/サイズ変更が行えるhttps://t.co/AbLV5Fmb0t pic.twitter.com/HxWfZIHjpZ
といってもこれはUnity6のVRテンプレートで実装されていたものなのですが、移動時の視界制限をどの程度にするかを設定から変更出来るようにしています。
グリップ移動/回転。

これもUnity6のVRテンプレートで実装済み。ただ、1種類の方法のみとなっています。
設定から以下の操作種類を用意しました。片手グリップ移動は確かに手軽ではあるのですが、ゲーム中に登場するPICK UPアイテムを持つ時に誤って移動するケースもあります。それが嫌な人向けに両手モードも用意しています。
・なし
・片手操作で移動
・片手操作で移動、両手操作で回転
・両手操作で移動
・両手操作で移動&回転
ハンドトラッキング/パススルー対応。
✨現実空間でも仮想空間でも遊べる✨
— useros🔞𝘼𝙍ゲーム販売中 (@useros_info) 2025年5月9日
VRゲーム【バーチャル彼女VR コットン】開発中⛏
💡 MR(パススルー)対応💡 現実空間でもゲームの世界を体験できます。
🤲キャラとの触れ合いが可能🤲 髪や服、尻尾へ触れてそこにいるかのような没入感!#スーパーゲ制デー #VR pic.twitter.com/e9hA4GmVAk
ハンドトラッキングもVRテンプレートで実装されています。本当に優秀なテンプレートです。
パススルーに関してはテンプレート実装されていないため、OpenXRでのパススルー対応を行いました。
docs.unity3d.com
なおPICO4対応する場合、FeaturesのPICO Support「Hand Traking」項目を有効にしなければハンドトラッキングが使えません。初期値が無効だったため、最初ハンドトラッキング対応出来ないのかと思っていました。
対応プラットフォーム

VR版は「PCVR(SteamVR/Quest Link)、Questシリーズ単体、PICO4単体、非VRのWindows PC」と幅広く遊べるようになっています。
Questシリーズ/PICO4単体起動の場合は、ハンドトラッキング&パススルーにも対応。MRゲームとしても遊べます。
※ハンドトラッキングだけならQuest Linkプレイ時も機能します。
1プロジェクト内でQuestシリーズ/PICO4単体プレイの対応は、各SDKが競合しないようビルドスクリプトでプラットフォームに合わせてFeaturesを切替えてapkファイルを書き出しています。
プロジェクト環境は以下の通り。
- Unity6000.0.34f1
- OpenXR Plugin v1.14.3
- XR Core Utilities v2.5.1
- XR Hands v1.5.1
- XR Interaction Toolkit v3.0.8
- XR Legacy Input Heipers v2.1.11
- XR Plugin Management v4.5.1
- AR Foundation v6.1.0
- Unity OpenXR Meta v2.1.1
- PICO OpenXR Plugin v1.4.1
OpenXRを使うメリットとしては、1バイナリ(exeファイル)でSteamVR/Quest Link対応出来る事です。動作が共通化されているため、プラットフォームに合わせて個別対応の必要がありません。
デメリットとしては2025/07段階ではQuest Linkでのパススルー対応がされていない事です。Unity Editor上では動作するため、今後のアプデで対応されていくのかもしれません。対応されていない詳細はこちらを確認ください。