hyoromoのブログ

最近はVRSNS向けに作ったものについて書いています

UnityでMock HMDシミュレーション機能を使ってみる

Unity2017.2からVive未接続時でもUnityエディタ上でシミュレートしてくれる機能が追加されていました。

この機能は何なのか

シミューレトされたHMDは本物のHMDと同じ非同期プロジェクションマトリックス、描画しないオクルージョンメッシュ、カメラ視野角、アスペクト比、Eyeテクスチャーのサイズ(Vive用)を使います。シミュレートされたHMDはマルチとシングル両方のレンダリングパスで使用でき、エディター内では二つに分けられたステレオのスクリーンとして表示されます。

https://blogs.unity3d.com/jp/2017/10/12/unity-2017-2-is-now-available/

HMDレンズに映し出される描画内容をUnityエディタのGameViewで見られますよ。ということ

設定手順

SteamVR plugin導入を済ませ、以下の手順を行います。

  1. Player Settingsを表示
  2. XR Settings > Virtual Reality SDKs にある「+」ボタン押下で「Mock HMD - Vive」を追加
  3. 「Mock HMD - Vive」を一番上に移動させるf:id:hyoromo:20180212141524j:plain

注意点としては、HMD被るときは「OpenVR」を一番上にしないとHMD側に何も映りません。

使ってみた感想

ちょっとした描画確認なら良さそう。